ベトナムフェアトレード雑貨、シルクウエアのエケッツ-Ekets International Co,. Ltd. 活動報告 「インターンシップレポート No.11」 
 

- Intern Report From Vietnam No.11-

第11週

インターン内容 OUTLINE

LOTUS HOUSE

材料買出し

初めて一人でベンタイン市場へ布を買い出しに行った。 ブックカバーに使われている種類の布3色を5メートルずつ、 1メートルあたり15000から25000ドンでというお達し。 ベトナム語わかんないし値段交渉自信ないし領収書もらうのめんどくさそうだし 大丈夫かなぁと思いつつ思われつつ、布のサンプルとお金を預かっていざ出発。 市場にはたくさんの観光客がいた。ベンタインだからあたりまえですね。 どっからどうみても私も観光客の一人なので、いろんなところから「オネエサンオネエサン」 「マダーム」と声をかけられながらその布がおいてある店を探しまわった。 市場広すぎ・・・これは時間がかかりそうだ。しかし、案外その店は簡単に見つかった。 というのも、ここの市場の人同士のネットワークがすごかったからである。 ある店の女性にサンプルの布を見せたら、あっちと指をさされた。 そっちの方向に行ってまた同じように聞く。するとまた同じ方向を指す。 それを3、4回繰り返して、ついに一つの店にたどりつくことができた。 どうやらその素材の布を扱っているのは一つしかないらしい。 その店にだって他にたくさんの種類の布がおいてあるのになんでみんな知っているのだろう。 恐るべきネットワーク。何はともかくおかげで助かりました。



さて、値段交渉。最初は1メートルあたり30000ドン、 次に25000・・・18000ドンまで落ちた。んー許容範囲内。 でも1件目で決めてしまうのもなんなので、3色のうちのピンクが微妙に サンプルと色が違うことを言い訳に、もう一つ教えてもらった市場まで行ってみることにした。 が、結局そちらの市場にはその素材を扱っている店はなかった。なので再びベンタインへ。 これじゃぁ最初で決めてもよかったことになってしまう。なんか悔しいので、 もっと値段を下げようと「もしメートルあたり17000ドンで売ってくれたら このピンクも買ってもいいけど・・・」的なことを言って強引に下げてもらった。 いざとなったら結構図々しくなれるものである。

文章作成

FTSN(Fair Trade Student Network)という、フェアトレードに関心のある 日本の大学生が組織している団体が発行しているメールマガジンに ロータスハウスのことを載せてもらえることになった。そのための原稿を書くのだが、 指定された範囲の中で何を中心に書くかでしばらく迷った。 このロータスハウスは、ベトナムの経済的・社会的に不利な立場にいることから 通常いい仕事に就けない人達に、少しでも多くの仕事を提供できればという趣旨で設立された。 だから、大企業に搾取されるしか道がなかった農園の人々が貧困の悪循環の中から抜け出せるように、 その人たちと対等に公正な取引をしていこう、という一般的なフェアトレードとは少し違っている。 そういった取引の流れによって経済的に不利な状況においやられた人達だけでなく、 障害者やストリートチルドレン、少数民族、伝統手工芸職人といった、 同じように社会の流れや運によって社会的に不利な状況にいる人達の支援ができたら、 できるだけ多くの仕事を提供できたら。そういう趣旨でやっているフェアトレードもあります、 といったことを書いていくことに決めた。

EVERYDAY INCIDENTS

夕鶴

この前チケットをもらった演劇、『夕鶴』を見てきた。立派なチケット(招待状のような見た目) だったので見せるだけで入れるのだろうと思ったら、まるごと回収されてしまった。 なんで?とっておきたかったのに。また今度違う場所で公演するのだろうか。それから、 アオザイを着たお姉さんに2、3回席を移動させられた。なんで??さっきここって言ったじゃん。 わけがわからないことが多少あったが、公演自体はとてもよく、 特に鶴役の女性がとても鶴っぽくてきれいだった。 ただ、ベトナム語だったので何を言っているのかわからず (内容は鶴の恩返しだったので流れは見てだいたい・・・)、みんなが笑っているのに私はついていけなかった。 一緒にいたベトナムに語学留学で来ている子は観客と同じところでちゃんと笑っててさすがだった。 後で聞いた話だが、これは日本が物々交換から貨幣経済に変わった頃にできたお話らしい。 「お金」の存在を問題視するもので、「お金ってなんだろう」と鶴が問いかけている場面が あったりと実は深い内容だったりする。お金の流れ・フェアトレードについて学んでいる者としては、 もう一度日本語で、じっくりと見てみたいものである。

いい変化?

自転車を直してもらいに、自分のを買った店に久しぶりに行ってきた。私を見るなり、 その店のおじさんも少年も大笑い。どうやら私が日焼けして黒くなったかららしい。 その後ひたすらベトナム語で話し掛けられたがよくわからず、 でもこちらを見ておかしそうに笑っているので、これはいい変化だったんだと勝手に思うようにしている。



THOUGHTS

ここにくる前までは、フェアトレードといえば貧しい農家の人達や某スポーツブランドに 搾取されている女性を思い浮かべていた。大企業に搾取されている人達を、援助でない形で支援する。 援助でなく、ちゃんと仕事として成立させるという点にひどく納得・賛同し、 フェアトレードについてもっと知りたい・学びたいと思った。そして今、関心があるのは、 フェアトレードがどうこういうよりは、もともと不利な条件下に生まれた人達に必要なもの=仕事をどう創っていくか、 その人が持っている能力をどう仕事として成立させていくかということだ。 ベトナムに来てから、雇用創出やフェアトレードで人々に貢献している団体をいくつも目にした。 この前の休日で観光地を回っていたときも、普通にしかもとてもセンスよくやっている お店が実はそういう団体だったということがあり、あーそういうのいいな、と思う。 さりげなくさりげなく。でもそれって、とても大変そう。(郁)

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